2016/09/07

脳出血 簡単な出血量の算出方法




脳出血 簡単な出血量の算出方法

■目次


 ▶脳出血の出血量を計算するメリット
 ▶血腫量の計算方法
 ▶血腫量を日本脳卒中の外科研究会のCT分類と合わせて重症度を表現する
 ▶参考資料
 ▶脳画像を見るためのおすすめ書籍

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2016/04/03

皮質脊髄路(錐体路)の走行と脳画像の見方




中心溝の同定でも簡単に触れましたが、中心溝の前方にある中心前回には随意運動のスタート(指令塔)となる一次運動野が存在し、随意運動はこの一次運動野からの運動指令が皮質脊髄路を下行し抹消の骨格筋を動かすことで可能になっています。
皮質脊髄路(脳から筋肉への指令)

つまり、脳画像の各スライスにおける皮質脊髄路の位置がわかり、脳損傷が起こった場合にその箇所の損傷有無が判別できれば、運動麻痺が臨床症状として生じるのか、また、今後運動麻痺が回復する見込みがあるかといった予後予測が可能になります。

上記で述べた通り、皮質脊髄路は一次運動野をスタートとして下行するため、脳画像を用いて皮質脊髄路を見るためには、まずは「一次運動野の位置」と「皮質脊髄路の走行」のイメージを頭に入れておく必要があります。

それでは皮質脊髄路(錐体路)の走行と脳画像の見方について解説していきます。


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2016/02/04

これだけでわかる!中心溝の同定方法!




脳画像をみる際に第一に重要になるのが、各脳回の位置です。

脳回の位置関係は、脳溝を同定すればすぐにはっきりしますので、脳溝をしっかり把握できるようになれば簡単ですね♪

脳溝の中でも特に重要なものは中心溝です。

なぜなら、中心溝はその前方に一次運動野、後方に一次感覚野が隣接しており、この両者の脳回の同定につながるからです。
両者は伴に体部位局在(運動と感覚のホムンクルス)があり、損傷有無をみることで運動麻痺や感覚障害があるのかがわかるだけではなく、今後これらの症状が回復する余地があるのかといった予後予測にも用いることができます。

また、中心溝を同定しようとすると、おのずと前頭葉から頭頂葉の溝のほとんどが把握できるようになり、それより下のスライスの脳回の同定にもつながってきます。

では、さっそく中心溝の同定方法を説明していきます。



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2015/11/17

日本脳卒中の外科研究会のCT分類(被殻・視床出血)




脳出血による脳損傷(部位、出血量、脳室穿破、mass effectやmid line sift)の程度は、治療方法や予後を決定する有用な情報になります。

被殻・視出血では、血腫の進展部位や脳室穿破有無を用いて脳損傷の程度を示すものとして「日本脳卒中の外科研究会のCT分類1)」があるので、以下に分類方法をご紹介します。


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