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2018/08/08

骨折後のQOL低下






毎週水はh.matsumotoさんの臨床に生かす論文レビーの掲載です。


短い記事ですが、なかなか目を通すことが大変な英文レビューのポイントを掲載していただいておりますので、非常に参考になるところが多いと思います。

すぐに読める記事ですので読んでみてみていただき、気になった論文は是非自分でも読んでみてくださいね!




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記事作成者:h.matsumoto





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”骨折で済んでよかった?”よく耳にしますが、それは間違いです。


橈骨遠位端骨折、椎体圧迫骨折、大腿骨近位部骨折それぞれの受傷前から受賞後1年間のQOLをEQ-5Dを用いて調査した結果、椎体圧迫骨折、大腿骨近位部骨折は6ヶ月時点でもQOLは術前値まで回復せず、大腿骨近位部骨折は1年経ってもQOLは有意に低下していました。


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ここで注意すべきはQOLが半年で術前値まで回復した橈骨遠位端骨折患者ですが、本患者群は比較的若いことがQOL回復に好影響を与えたと思われます。


しかし、大腿骨近位部骨折の大多数の患者はそのような骨折歴がある人たちです。



つまり、60代で橈骨遠位端骨折をした人は将来、大腿骨近位部骨折をする可能性が非常に高いと言えます。



理学療法士は橈骨遠位端骨折の患者さんにROM訓練(機能訓練)だけ行っていないでしょうか? 

治療介入を行うこの時こそ骨粗鬆症の治療開始や運動療法を含めた生活習慣の改善を測るチャンスです。

PubMedで論文を見てみる







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