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2018/08/15

人工関節患者とフレイル






毎週水はh.matsumotoさんの臨床に生かす論文レビーの掲載です。


短い記事ですが、なかなか目を通すことが大変な英文レビューのポイントを掲載していただいておりますので、非常に参考になるところが多いと思います。

すぐに読める記事ですので読んでみてみていただき、気になった論文は是非自分でも読んでみてくださいね!




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記事作成者:h.matsumoto





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人工関節手術予定患者に対して、2つのフレイルスケール(Clinical Frailty ScaleとFried氏のFRAIL Scale)を用いて評価し、フレイルの存在がその後の入院期間やリハビリ病院への転院に関与したかどうかを調査した研究。


平均72歳の87名の患者が参加し、TKAが51.7%、THA39.1%、その他が9.2%でした。


結果Clinical Frailty Scaleを用いた場合45.9%が健常, 49.4%はプレフレイル、4.5%がフレイルと判別されました。
プレフレイルおよびフレイル該当者の半数は入院期間が有意に健常群よりも長く、70%以上がリハビリ病院に転院しました。





人工関節患者の術前フレイルの有無を把握しておくことは、術後リハビリ経過を予測できますので有用ですね。

さらにFriedのフレイル評価は臨床的に簡便と感じますが、22%をフレイルと判別していることから天井効果があったのかもしれません。

スケールの細かいClinical Frailty Scaleを使用するとより詳細な評価や分析に使えるのかもしれませんので用途によって使用スケールを慎重に選ばなくてはいけません。



いずれにせよ、人工関節手術をする患者の多くはフレイル状態ですので、フレイル該当患者には特に術後の転倒、合併症などに注意をする必要がありますね。
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