2016/10/03

脳卒中リスク管理 各病態別のイベント頻発時期・治療方法 総まとめ!






脳卒中リスク管理 各病態別のイベント頻発時期・治療方法 総まとめ!
今回は、脳卒中急性期のリスク管理についてのお話です。

リスク管理となると、沢山配慮しないといけないことがあってよくわからない!なにから調べたら良いのかわからない!という方のために、脳卒中を見る際に気をつけた方が良いポイント、またリスク管理をするために調べておいた方が良い項目を掲載してみました。

少しでもご参考になればと考えております★



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■目次


 ▶各病態でリスクが異なることについて
 ▶リスク管理の総まとめ「リスク管理表」の使い方
 ▶脳卒中の病態別 リスク管理表 イベント頻発時期
 ▶脳卒中の病態別 リスク管理表 具体的なリスクと注意点
 ▶脳卒中の治療別 リスク管理表 
 ▶参考資料



■各病態でリスクが異なることについて


以前の記事で、脳卒中発症後のリハ治療は病態と経過を把握することが重要であることについて触れました。
(関連記事)
脳卒中(脳損傷)の急性期で治療を始める前にまず読んでおいてください!

この記事では、脳損傷後の各病態における回復経過の違いについてお話しましたが、これと同様にリスクも病態ごとで異なるため、リスク管理を行う際の注意点は病態ごと変わってきます。
これを聞いてピンときていない方は、まずは上記の記事をご参照いただけるとなんとなくそのニュアンスが伝わるのではないかと思いますので、お時間があれば見てみてください。

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■リスク管理の総まとめ「リスク管理表」の使い方


今回は、脳卒中のリスク管理のお話ですが、各病態別に「イベント頻発時期」「具体的なリスクと注意点」について表にしてまとめてみました。
また、おまけで「治療別のリスク」についてもまとめています。
それぞれの内容について、詳細な説明を行っていると記事が膨大な量になってしまうので、ここでの詳細は割愛させていただき、表のみを掲載させていただいています。
わからない項目などがあるかと思いますが、各病態別にその項目を調べていただければ十分な内容になっていると思います。

では、以下に「イベント頻発時期」「具体的なリスクと注意点」「治療別のリスク」をまとめた表をご参照ください。

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■脳卒中の病態別 リスク管理表 イベント頻発時期


脳卒中の病態別 リスク管理表 イベント頻発時期
*BAD:Branch Atheromatous Disease
高血圧性の穿通枝自体病変(lipohyalinosisなど)で1本が閉塞したラクナ梗塞(15mm以下の小梗塞)とは異なり、主幹動脈病変の進展を認めないのに神経症状が進行し梗塞サイズが拡大する(15mm以上)タイプの脳梗塞のことです。主幹動脈から穿通枝が分岐する部分に存在するアテロームプラークが原因と考えられています。レンズ核線条体動脈、前脈絡叢動脈、橋傍正中枝などの血管にみられるがため、放線冠、内包、橋底部などの錐体路の損傷で運動麻痺を生じやすく、進行性の脳梗塞で治療管理に難渋することから何年か前から注目されています。

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■脳卒中の病態別 リスク管理表 具体的なリスクと注意点


脳卒中の病態別 リスク管理表 具体的なリスクと注意点

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■脳卒中の治療別 リスク管理表


脳卒中の治療別 リスク管理表

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いかがでしたでしょうか。
表のみでわかりにくくて申し訳ありません。
当院で新人指導用に僕がまとめたものですが、少しでも役立てばと思って掲載させていただきました。

なお、リスク管理とは若干話が逸れてしまいますが、脳卒中発症後には合併症を発症することが多々あります。
特に、脳卒中ガイドライン(2015)では、高血糖、低栄養、痙攣発作、中枢性体温上昇、深部静脈閉塞症、血圧の変動、肺炎、麻痺側の無菌性関節炎、消化管出血、褥瘡、尿路感染症などの合併症が起こりやすく、生命または機能予後に影響を与えることがあるために注意を要することが重要である旨が述べられています。
これに対して私たちができることは限られていますが、合併症を極力抑えられるように十分に注意を払って治療を進めましょう。

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■参考資料


1)理学療法リスク管理マニュアル第3版 [ 聖マリアンナ医科大学病院 ]
2)病気がみえる(7) [ 医療情報科学研究所 ]
3)脳卒中治療ガイドライン(2015) [ 日本脳卒中学会 ]

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