2017/04/30

意識レベルの評価 JCS(Japan Coma Scale)とGCS(Glasgow Coma Scale)の特徴と評価方法






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今回はよく使う評価法を自分が忘れないようにメモしておくための掲載です!
掲載しておけばネットにアクセスできる端末があればいつでも見れるので便利ですからね。笑


JCS(Japan Coma Scale)とGCS(Glasgow Coma Scale)の特徴と評価方法について。


■目次


 ▶JCS(Japan Coma Scale)

 ▶GCS(Glasgow Coma Scale)

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JCS(Japan Coma Scale)


・名前の通り日本で広く用いられている
・9段階評価
・短時間で測定可能
・脳幹部の障害の際の評価として有用(脳ヘルニア進行時など)
・肝性脳症や遷延性意識障害などの二次性意識障害は適切に評価できない(そもそもこれを評価するために作られたものではない)


Ⅰ、覚醒している
 0:意識清明
1:見当識は保たれているが意識清明ではない
2:見当識障害がある
3:自分の名前・生年月日が言えない
Ⅱ.刺激に応じて一時的に覚醒する
10:普通の呼びかけで開眼する
20:大声で呼びかけたり、強く揺するなどで開眼する
30:痛み刺激を加えつつ、呼びかけを続けると辛うじて開眼する
Ⅲ.刺激しても覚醒しない
100:痛みに対して払いのけるなどの動作をする
200:痛み刺激で手足を動かしたり、顔をしかめたりする
300:痛み刺激に対し全く反応しない

※不穏状態であれば「R(restlessness)」と表記する
※失禁があれば「I(incontinence)」と表記する
※無動性無言症や失外套症候群があれば「A(akinetic mutism、apallic state)」を表記する

表記法の例)JCS10-RI


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GCS(Glasgow Coma Scale)


・世界的に用いられている
・3点(深昏睡)~15点満点
 ※点数が低いほど重症
・開眼機能、言語反応、運動反応の3項目から成り、JCSよりも細かく評価できる
・測定に時間がかかる
・一項目でも評価できなければ重症度が点数として表現できない
・JCSと同様に脳の一次性脳損傷の程度を評価するために作られたもの
・頭部外傷では予後に大きく影響する評価として着目されている
・頭部外傷患者の重症度はGCSにより以下のように分類して管理される
 軽傷  :14-15(もしくは13-15)
 中等症 :9-13
 重症  :3-8


開眼機能(E:Eye opening)
4点:自発的に、またはふつうの呼びかけで開眼
3点:強く呼びかけると開眼
2点:痛み刺激で開眼
1点:痛み刺激でも開眼しない
言語機能(V:Verbal response)
5点:見当識が保たれている
4点:会話は成立するが見当識が混乱
3点:発語はみられるが会話は成立しない
2点:意味のない発声
1点:発語みられず
※挿管などで発声が出来ない場合は「T」と表記する。 扱いは1点と同等である。

運動機能(M:Motor response)
6点:命令に従って四肢を動かす
5点:痛み刺激に対して手で払いのける
4点:指への痛み刺激に対して四肢を引っ込める
3点:痛み刺激に対して緩徐な屈曲運動(除皮質姿勢)
2点:痛み刺激に対して緩徐な伸展運動(除脳姿勢)
1点:運動みられず

表記法の例)
 ・挿管していない場合:E4 V5 M6 合計15点
 ・挿管している場合:E2 VT M3 合計なし(算出できない)


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以上で今日は終わりです。

最後までお読みいただきありがとうございました!
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